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基礎知識
2023/12/01

5年目の車検の交換部品一覧と車検費用が高い理由を解説

5年目の車検の交換部品一覧と車検費用が高い理由を解説

新車購入から5年経過すると2回目の車検の時期が訪れますが、車はこのタイミングで、いろいろと消耗部品を交換する必要があります。

初回より費用相場が高くなる購入から5年目の車検ですが、安全面を最優先しつつ、費用をできるだけ抑えて受けるためには、部品交換の知識を付けておくことが大切です。

そこで今回は、2回目の車検が近づいている方向けに、車検にかかる費用内訳と高くなる理由、交換する可能性がある部品一覧をご紹介します。

1.初年度の車検費用の目安とは?

初年度の車検費用の目安とは?

新車を運輸支局へ登録申請することを、初年度登録といいます。その後、3年目に受ける最初の車検が初回車検、5年目に受けるのが2回目の車検となります。
中古車の場合は、初回車検のタイミングが2年目、2回目の車検が4年目にあたります。

初回車検の費用の目安は、車検業者によっても異なりますが、普通乗用車で5~12万円ほどです。軽自動車の場合は、4~7万円ほどが相場となります。

5年目の車検は、いずれの車検業者であっても、初回車検よりもプラス2~3万円程度高くなる傾向があります。高くなる理由は、次の項で説明しています。

なお、車検費用全般に関する詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてください。
play_arrow 「車検にかかる費用の相場はいくら? 内訳や安く済ませる方法も解説」

2.購入から5年目の車検費用はなぜ高い?

そもそも、「なぜ5年目の車検が高くなるの?」と疑問に思われる方も多いかもしれませんが、これには明確な理由があります。

まずは、初年度の車検費用との違いと、5年目の車検費用が高くなる3つの理由を押さえておきましょう。

5年目は交換する部品が増える

5年目の車検費用が高くなる最大の理由は、交換する部品が増えるからです。

車は走行距離や使用年数に応じて消耗部品が劣化し、部品交換やメンテナンスが必要になります。 普段どのくらい車を使用しているかによっても異なりますが、故障やトラブルを未然に防止し、安全に走行するために、5年目のタイミングで交換すべきパーツが多くなります。

メーカーの保証が切れる

2つ目の理由は、購入した車のメーカーによる保証が切れる時期が、5年目であることが多いためです。

一般的に、新車には「メーカー保証」と呼ばれる保証がついています。この保証期間内は、消耗品以外の部品の無料修理などが可能です。
例えば、トヨタ自動車では、新車購入時に次のようなメーカー保証を提供しています。

保証期間 保証の対象
一般保証 新車から3年間もしくは6万km走行時点のいずれか早い方 消耗部品、オイル、タイヤ・チューブ、特別保証部品などを除く部品
特別保証 新車から5年間もしくは10万km走行時点のいずれか早い方 エンジン機構、ステアリング機構、乗員保護装置など

出典:トヨタ アフターサービス | 保証 - トヨタ自動車

メーカー保証の保証期間は3~5年と決められていることが多く、特に、車の走行や安全に関わる重要な部品に関する保証は5年で切れてしまいます。

最初の5年間は無料で交換できていた部品が、有料へと切り替わるため、5年目以降は自費で交換をする必要があります。

エコカー減税の適用がなくなる

5年目の車検費用が高くなる理由として、エコカー減税が適用されなくなることもあげられます。

エコカー減税とは、環境性能に優れた車に対する自動車重量税の減免制度です。燃費や排出ガス性能が優れた車は、その性能基準に応じて、初年度登録時の自動車重量税が免除されます。

しかし、エコカー減税が適用されるのは、新車新規登録の1回限りです。一定の条件を満たしていれば、初回継続車検時も免税となるケースもありますが、5年目の車検時には適用されません。

また、エコカー減税以外にも、自動車税・軽自動車税に適用される「グリーン化特例」といった車に関わる税制がありますが、これらも初年度登録の翌年のみの適用です。

どれだけ環境性能が高い車でも、古くなるにつれて性能は低くなるため、5年目以降はこういった減免制度が使えなくなり、車検費用にも影響します。

出典:乗用車 エコカー減税 (自動車重量税) の概要 - 国土交通省自動車税のグリーン化特例の概要 - 国土交通省

3.購入から5年目の車検費用の内訳

では、具体的に5年目の車検費用はいくらくらいかかるのでしょうか。車検費用の目安と、交換部品一覧を解説します。

想定される5年目の車検費用の目安

想定される5年目の車検費用は、次のとおりです。費用の目安として参考にしてみてください。

初回(3年目)の費用目安 2回目(5年目)の費用目安
普通乗用車 5~12万円ほど 7~15万円ほど
軽自動車 4~7万円ほど 6~10万円ほど

走行距離や状態によっても異なりますが、初回車検時よりも2~3万円ほど高い金額が想定されます。

5年目の車検で交換する可能性がある部品一覧

5年目の車検時に交換する可能性がある部品として、次のようなものがあげられます。

  • タイヤ
  • バッテリー
  • ブレーキパッド
  • オートマチックトランスミッションフルード(ATF)
  • ブレーキオイル(ブレーキフルード)
  • エンジン冷却水(クーラント液)
  • エアクリーナーエレメント
  • ワイパーブレードゴム

それぞれの部品の概要と、かかる費用の目安(部品代+工賃)を説明します。

タイヤ

タイヤ交換費用の目安:1万円〜10万円

タイヤは使用とともに少しずつ摩耗していき、溝が浅くなります。溝の浅い状態で雨の日に走行すると、ハイドロプレーニング現象が起き、ハンドルをとられたり、ブレーキが効かなくなったりするおそれがあります。

安全走行のため、タイヤの使用限界として定められているのが「スリップサイン」です。新品時のタイヤの溝は約8mmですが、溝の深さが1.6mmになるとスリップサインが出現します。

スリップサインが出ているタイヤの装着・使用は、道路運送車両法で禁止されており、違反すると罰則が科せられる場合もあるため、タイヤの劣化に応じて交換することが必須です。
タイヤの交換費用は、メーカー、性能、ホイールサイズ(インチ)によっても異なります。

タイヤの交換基準や交換時のポイントはこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
play_arrow 「車検時にタイヤ交換するべき?交換基準や安く済ませる方法を紹介」

バッテリー

バッテリー交換費用の目安:1万~4万円

ブレーキランプ、ヘッドライト、カーナビなどに使用される電力を蓄え、供給しているのがバッテリーです。
エンジンを起動させるための重要なパーツでもあるため、バッテリーに不具合があると車を動かすことができなくなります。

バッテリーのメーカー保証期間は、一般的に2~3年となっていますが、使用状況やメンテナンスによって寿命が大きく変わります。車検ごとに交換するか、こまめな点検が欠かせない部品の一つといえます。

ブレーキパッド

ブレーキパッド交換費用の目安:5,000円〜1万8,000円

ブレーキパッドは、制動装置とも呼ばれるブレーキをかけるために必要なパーツの一つです。ブレーキローター内に組み込まれており、2枚1組で機能します。

ブレーキパッドの交換の目安は、新品時の約10mmの厚みから、半分摩耗した5mm程度といわれています。

ブレーキ操作の頻度や運転の仕方によっても異なりますが、仮に1万km走行するごとにブレーキパッドが1mm減るとすると、5万kmで交換時期を迎えます。
年間1万km以上を走行するドライバーであれば、5年目がブレーキパッド交換のタイミングとなるでしょう。

オートマチックトランスミッションフルード(ATF)

ATF交換費用の目安:5,000~1万円

オートマチックトランスミッションフルード(ATF)とは、AT車専用のミッションオイルのことです。ATFの役割は、動力の伝達やシフト制御、トランスミッションの冷却・洗浄など多岐に渡ります。

以前は、走行距離2万~3万kmで交換することが推奨されていましたが、近年は車の性能が向上したことで、走行距離10万kmでの交換でも問題ないという認識に変化しています。
とはいえ、万全を期すために2万~3万kmごとに交換するのがベストであるという考え方もあるため、プロの整備士と相談しながら交換を検討することをおすすめします。

ブレーキオイル(ブレーキフルード)

ブレーキオイル交換費用の目安:5,000~1万円

ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、油圧式ブレーキを作動させるオイルです。水分の混入と熱が原因で劣化し、交換しないとブレーキの効きが弱くなってしまいます。
最悪の場合、ブレーキが効かないペーパーロック現象を引き起こし、重大な事故につながる恐れもあります。

ブレーキオイル(ブレーキフルード)の交換のタイミングは、使用頻度によりますが、一般的には2~4年が寿命とされています。

エンジン冷却水(クーラント液)

エアクリーナーエレメント交換費用の目安:2,000~8,000円

エアクリーナーエレメントは、エンジンに取り込む空気をきれいにろ過するためのフィルターです。「エアフィルター」や「エアエレメント」とも呼びます。
使用するにつれてフィルターに埃や塵が溜まり、エンジンにきれいな空気を送れなくなっていまいます。

エアクリーナーエレメントは、年数よりも走行距離に応じて劣化が進むため、走行距離2万~3万kmを交換の目安にすると良いでしょう。
年間走行距離が多い場合は、車検のタイミングにこだわらず、都度交換することも検討してください。

ワイパーブレードゴム

ワイパーブレードゴム交換費用の目安:1,000~5,000円

雨・雪・汚れを拭き取る役割のワイパーですが、ワイパーブレードについているゴムは使用とともに劣化し、拭き取り能力が低下します。

ワイパーブレードゴムの寿命は1~2年程度です。ゴムが劣化していても使用できないわけではないですが、状態の良いワイパーブレードゴムを使用することで、ガラスの撥水コーディング剤の効果を長持ちさせることにもつながります。

ワイパープレードゴムの交換を自分で行う場合は1,000円~2,000円程度ですが、店舗に依頼すると3,000円~5,000程度となります。 専門知識が無い方や、自分で交換を行うのが不安な方は店舗に依頼しても良いでしょう。

4.購入から5年目の車検で部品を交換しないこともできる?

5年目の車検は多くの部品の交換時期になり、初回よりも高額の出費を伴います。そのため、「できるだけ費用を抑えたい」「最低限の部品交換で済ませたい」と考える方も多いでしょう。

車検の整備には、車検検査に合格するための「必須の整備」と、車のコンディション向上や機能維持のために行う「予防点検」の2種類があります。

保安基準を満たすための必須の整備は割愛できませんが、予防整備であれば、実施しなくても車検に合格することは可能です。
ただし、費用を抑えるために部品交換を行わないと、結果的に大きな修理が必要になることがあります。
例えば、ブレーキオイルやエアクリーナーエレメントなどは、交換しないまま長期間使用すると、本体自体を取り替えることになってしまうでしょう。

こまめなメンテナンスをすることで長持ちする部品があることと、何よりも安全な走行のためには、部品ごとの交換目安を理解し、適切な時期に交換することが大切です。

5.購入から5年目の車検を受ける前にメンテナンスをしておこう

車検時の費用負担を少しでも減らすためには、自分でできる日常点検や、定期的なメンテナンスを行うことがポイントです。日頃から点検やメンテナンスをすることで、不具合にも気付きやすくなります。

また、車検の前に一度メンテナンスをしておくと、車検時の出費を分散できます。車検業者などで、5年目の車検で部品交換の可能性がありそうな箇所を、事前に点検してもらうと良いでしょう。

6.まとめ

5年目の車検は、各種消耗部品の交換時期と重なることやメーカー保証が切れること、エコカー減税に適用しなくなることから、初回よりも費用が高くなります。

安全面・費用面のどちらも納得できる車検を受けるためには、車齢や走行距離に応じた部品交換時期を知っておくことが大切です。
今回ご紹介した、5年目の車検で交換の可能性がありそうな部品一覧を参考に、車検時の整備内容を検討するのに役立てていただければ幸いです。

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