1. home_filled WECARS(ウィーカーズ)トップ
  2. chevron_right 格安車検ならWE!車検
  3. chevron_right 車検コラム
  4. chevron_right 基礎知識
  5. chevron_right ゴールド免許は車検で有利?意外なメリットを解説
基礎知識
2022/08/16

ゴールド免許は車検で有利?意外なメリットを解説

ゴールド免許は車検で有利?意外なメリットを解説

優良ドライバーであることを証明するゴールド免許は、一定期間以上無事故・無違反を達成することで取得できる運転免許証です。

ゴールド免許は所有しているだけでも誇れるものですが、自動車保険料の割引や免許更新時の講習手数料が安くなるなど、お得なサービスを受けることもできます。本記事では、ゴールド免許を有していることでのメリットを解説します。

1.ゴールド免許の車検でのメリット

ゴールド免許の車検でのメリット

優良ドライバーの証であるゴールド免許を持っている場合、車検でのメリットはあるのでしょうか。

現時点では、ゴールド免許を持っていることで必ずサービスが受けられるような制度はありません。しかし、ガソリンスタンドや整備工場などで独自の割引サービスを提供しているケースはしばしば見受けられます。

また、自動車安全運転センターが発行しているSafe Driverカード(通称SDカード)を有していると、割引サービスを受けられる店舗が格段に増えます。SDカードはゴールド免許の方なら誰でも所持できますが、免許センター内にある自動車安全運転センターの窓口で申請する必要があります。道路交通法違反や人身交通事故を起こしていないことを証明する唯一の公的証明書であり、初回の発行時には交付手数料が670円かかります。

SDカードを所持していると、車検以外でもさまざまな優待サービスが受けられます。カードの種類は無事故・無違反の年数によって5種類あり、このカードを優遇店で提示することで割引や無料サービスなどが受けられる仕組みです。2022年現在、SDカード優遇店は全国に1万6,000店舗あります。カー用品店やガソリンスタンド はもちろん、レジャー施設やローン金利の優待など、幅広い業種で優待を受けられます。車検の割引サービスもあるので、自動車安全運転センターのホームページから検索してみましょう。

2.ゴールド免許のメリット

ゴールド免許を所有すると、割引サービス以外にもさまざまなメリットが得られます。主なメリットを詳しく解説します。

教習時間の短縮

ゴールド免許を有しているドライバーのことを優良運転者といいます。優良運転者は、免許更新時の講習区分が優良運転者講習となり、他の講習区分の講習より短い30分の講習で免許の更新ができます。優良運転者講習では、道路交通法の改正など、前回の更新以降で新たに変わったルールの再確認などの講習が行われます。

ちなみに、普通自動車の運転免許更新時に受ける講習は、優良運転者講習のほか、初回更新者講習・一般運転者講習・違反運転者講習があります。初回講習と違反運転者講習の講習時間は2時間、一般運転者講習は1時間です。

今後はゴールド免許を所持するドライバー向けの優良運転者講習をオンラインで行う取り組みが進められています。2022年時点で、北海道、千葉、京都、山口の4道府県で、モデル事業としてオンライン講習が始まっています。現時点では講習がオンラインであるだけで、適性検査や免許の交付は免許センターなどに出向かなくてはいけません。今後は全国各地にオンライン講習が広まる予定で、免許更新にかかる時間のさらなる短縮が期待されています。

自動車保険料の割引

任意保険の保険料は契約内容や保険会社により大きく異なります。しかし、どこの保険会社でも料金の設定方法はだいたい同じで、事故のリスクが少ないドライバーに対して保険料を安く設定する仕組みを採用しています。

ゴールド免許のドライバーは5年間無事故無違反の優良ドライバーですので、自動車保険を使う機会も少ないと考えられます。そういった理由から、多くの保険会社でゴールド免許割引が用意されています。

一般的に、保険契約締結時点や保険の更新時点で記名被保険者の運転免許証の色がゴールドだった場合、ゴールド免許割引が適用されます。契約期間中にゴールド免許になった場合は、次回の契約更新時に割引対象となります。割引を受けるためには、ゴールド免許を所持していると自ら申告することが必要です。自動的に割引が適用されるわけではないので注意しておきましょう。

また、ブルー免許からゴールド免許に変わる際、免許の更新期間内に保険の契約の更新日がある場合は、ゴールド免許割引を受けられる可能性があります。例えば、次回更新でゴールド免許になる見込みであり、かつ誕生日の1ヵ月前以内に保険の契約更新日があれば、保険契約更新時にブルー免許だとしてもゴールド免許割引の対象となるということです。

反対に、ゴールド免許保有中に交通違反をし、次回更新でブルー免許になる際も、保険の契約更新日が免許の更新期間内にある場合、ゴールド免許割引の対象となる可能性があります。例えば次回更新でブルー免許になる見込みで、かつ誕生日から1ヵ月以内に保険の契約更新日がある場合、保険の契約更新日の時点でまだ古いゴールド免許の有効期限が切れていないため、ゴールド免許割引の対象となるということです。

家族で一台の車を使っている場合など、複数人で車を使用する場合、その車を一番よく使う方を記名被保険者にするというルールがあります。夫婦で半々の割合で車を使用していたとしても、どちらか一人のみを記名被保険者にしなくてはいけません。記名被保険者は保険の契約者や車両所有者とは異なりますので、わからない場合は保険の契約内容を確認してみてください。

一般的に、自動車保険においてゴールド免許割引が適用される場合は、記名被保険者がゴールド免許を所持している必要があります。複数人で車を使用し、使用割合が同じくらいの場合は、ゴールド免許を所持する方を記名被保険者にすればゴールド免許割引の対象となります。

なお、ゴールド免許割引の適用条件は保険会社によって異なる場合がありますので、詳しくは加入している保険会社の規約を確認してください。

レンタカーの割引

ゴールド免許所有者がレンタカーの借り主になるとレンタカー割引を受けられる場合があります。店舗やレンタカー会社によっては常時のサービスではなくキャンペーン期間のみサービスを提供している場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

なお、前述したSafe Driverカード(SDカード)の優遇施設には大手レンタカー会社も多数含まれており、2022年6月現在では1,200店舗以上のレンタカー関連ショップが優遇サービスを提供しています。

免許更新の費用が安くなる

ゴールド免許を取得する際やゴールド免許の更新時など、優良運転者区分で免許の更新をする場合、講習手数料が安くなります。初回・違反運転者が1,350円、一般運転者が800円なのに対し、優良運転者の講習手数料は500円とかなり割安です。更新手数料は一律2,500円です。

また優良運転者は、運転免許試験場まで出向かなくても、指定された近隣の警察署や運転免許更新センターなどで更新手続きを行うことができます。東京都の場合、3つの運転免許試験場以外に2つの免許更新センターと12の指定警察署で免許更新手続きが行えます。

3.ゴールド免許の取得方法

ゴールド免許を持っていると、車検以外にもさまざまなメリットがあることがわかりました。では、ゴールド免許を取得するにはどのような方法があるのでしょうか。

ゴールド免許は運転免許更新時に取得できます。運転免許更新年の誕生日から40日前の時点で5年以上無事故・無違反を達成していた場合、優良運転者として認められます。更新期限までに優良運転者講習を受けることでゴールド免許を取得できます。

ゴールド免許になると、免許証の有効期限が記載されている帯が金色になります。また、ゴールド免許になっても証明写真の背景は青色のままです。次回更新は5年後で、それまで無事故・無違反を達成できた場合、次回もゴールド免許が取得できます。また次回更新日より前に事故や違反を起こした場合も、更新まではゴールド免許を所持し続けられます。

4.まとめ

ゴールド免許を所持していると、免許更新時の優遇措置や任意保険料の割引など、さまざまなメリットがあります。ブルー免許の方はゴールド免許を、現在ゴールド免許の方はこれからもゴールド免許を所持し続けることをぜひ目指してください。

無事故無違反であることはドライバーとして誇るべきことですが、車検のタイミングを逃してしまったら、せっかくのゴールド免許も台無しです。車検を控えて車検業者の選定に迷っている場合は、ぜひWECARSにご相談ください。価格・品質・スピードなど、あらゆる面でご満足いただけるサービスを提供しています。まずは無料見積もりからお気軽にご相談ください。

WECARSで無料見積り
安心WE!車検は 36,750円~
WECARSで無料見積り
車検のお見積もり 車検のご予約
ページの先頭へ