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基礎知識
2022/06/30

法定24ヶ月点検とは?車検との違いや検査56項目一覧、費用目安を解説

法定24ヶ月点検とは?車検との違いや検査56項目一覧、費用目安を解説

車の安全性を保つために欠かせない法定点検は、国が定めた定期的な検査です。

実施するタイミングが似ていることから、2年に一度の車検と混同されやすく、具体的な点検内容や必要性についてはよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、法定24ヶ月点検と車検との違い、検査56項目一覧、費用目安を解説します。法定点検の目的や役割への理解を深めることで、安全で快適なカーライフにつながるでしょう。

1.そもそも法定点検とは?

そもそも法定点検とは?

法定点検(定期点検)とは、自動車の故障防止や性能維持のために、定期的に点検・整備する検査のことです。

道路運送車両法(第48条、自動車点検基準第2条)によって、「すべての車の使用者は、法定点検の義務がある」と定められています。

この法律の目的は、「安全性の確保」「公害の防止」「環境保全」「整備技術の向上」などです。適切に整備することで、ドライバーの安全性の確保だけでなく、公害・環境・公共の福祉への配慮にもつながります。

出典:点検整備の種類 | 自動車 - 国土交通省

法定点検を受けないとどうなる?

法定点検の実施はドライバーの義務ですが、もしも法定点検を受けなかった場合、罰則やリスクなどはあるのでしょうか。

結論からいえば、自家用乗用車の法定点検は、受けなくても特に罰則はありません。

車検の場合は、期限切れの状態で公道を走行すると罰則や罰金が科せられますが、法定点検ではそのような罰則は定められていません。

ただし、法定点検を受けないことにはリスクがあります。例えば、不具合に気付かずに大きな故障を招く可能性があります。

車の部品には、走行距離や使用年数によって消耗するものも多く、定期的な交換や整備は必須と考えた方がいいでしょう。

また、法定点検を受けていないと、故障が起きてもメーカー保証の対象外になってしまうこともあります。これは、法定点検の実施が、メーカー保証の条件になっていることが多いためです。

なお、自家用乗用車以外の事業用自動車(バス・タクシー・トラックなど)は、法定点検が切れた状態で公道を走行すると罰則が科せられます。自家用・事業用の用途によって、法的な強制力が異なる点には注意が必要です。

法定点検を受けなくても車検は通る?

一般的に、法定点検と車検はセットで受けるイメージがありますが、法定点検を受けなくても車検は通るのでしょうか。

法定点検は車の故障防止や性能維持を目的に行われるものであるのに対し、車検は、あくまでも車が公道を走る保安基準を満たしているかを検査するものです。

そのため、事前に法定点検を受けていなくても、保安基準を満たしていれば車検には通ります。

ただし、故障による事故などの損害に関しては、車の使用者が未然に防ぐ義務があるため、車検時に法定点検を受けることが主流となっています。

2.車検の法定24ヶ月点検とは?

自家用乗用車の法定点検には、12ヵ月点検と24ヵ月点検の2種類の検査があります。このうち、2年に一度の車検時に受けるのが「法定24ヶ月点検」と呼ばれる検査です。

ここでは、法定24ヶ月点検と車検との違いや、12ヵ月点検との違いに注目して説明します。

車検との違い

法定点検と車検は「車の検査」という点では似ていますが、そもそも次のように目的が違います。

  • 車検:国が指定する保安基準を満たしているかどうかの検査
  • 法定24ヶ月点検:安全に走行できることを定期的に確認する検査

車検が公道を走行するために必要な点検であるのに対し、法定24ヶ月点検には予防点検の役割があります。

また、法定点検と車検では、検査の項目の種類が大きく異なります。地域によって多少違いはありますが、車検の基本的な検査項目は、大きく分けると次の8つです。

  • 同一性の確認
  • 外廻り検査
  • サイドスリップ検査
  • ブレーキ検査
  • スピードメーター検査
  • ヘッドライト検査
  • 排気ガス検査
  • 下廻り検査

24ヵ月点検では、これに加えてブレーキの消耗や劣化のレベルの確認や、排気ガスなどの環境性能の点検など、より詳細な検査を行います。24ヵ月点検の項目は全部で56種類あり、部品の消耗や問題箇所があれば、部品交換や調整が必要になります。

なお、車検については、こちらの記事で解説していますので、ご参考ください。
play_arrow 「車検とは?目的や費用、必要な書類まで徹底解説」

法定12ヵ月点検との違い

法定12ヵ月点検は、車検を受けてから1年後に受ける点検です。24ヵ月点検よりも検査項目が少なく、全26項目が設定されています。

24ヵ月点検や日常点検と同じように、法定12ヵ月点検を受けなくても罰則はないものの、安全性を保つために受ける義務があります。

3.法定24ヶ月点検の56項目一覧

では、法定24ヶ月点検では具体的にどのような検査が行われるのでしょうか。法定24ヶ月点検の基本的な56項目の点検内容をまとめたので、参考にしてみてください。

点検箇所 点検内容
エンジンルーム
点検
  1. パワーステアリングベルトの緩み、損傷
  2. パワーステアリングオイルの漏れ、量
  3. パワーステアリングベルトの取付けの緩み
  4. 点火装置プラグの状態
  5. 点火時期
  6. ディストリビュータのキャップの状態
  7. バッテリーのターミナル部の緩み、損傷
  8. 電気配線の接続部の緩み、損傷
  9. 排気ガスの状態
  10. エアクリーナー・エレメントの汚れ、詰まり
  11. 燃料装置の燃料漏れ
  12. ファンベルトの緩み、損傷
  13. 冷却装置の水漏れ
  14. メターリングバルブの状態
  15. ブローバイガス還元装置の配管の損傷
  16. 燃料蒸発ガス排出抑止装置の配管などの損傷
  17. チャコール・キャニスタの詰まり、損傷
  18. 燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェック、バルブの機能
  19. 触媒などの排出ガス減少装置の取付けの緩み、損傷
  20. 二次空気供給装置の機能
  21. 排出ガス再循環装置の機能
  22. 減速時排出ガス減少装置の機能
  23. 一酸化炭素等発散防止装置の配管損傷、取付状態
室内点検
  1. ハンドルの操作具合
  2. ブレーキペダルの遊び、踏み込んだときの床板との隙間
  3. ブレーキのきき具合
  4. パーキングブレーキ・レバーの引きしろ
  5. クラッチペダルの遊び、踏み込んだときの床板との隙間
足回り点検
  1. ホイールアライメント
  2. ブレーキのマスタシリンダ、ホイールシリンダ、ディスクキャリパの機能、摩耗、損傷
  3. ブレーキのマスタシリンダ、ホイールシリンダ、ディスクキャリパの液漏れ
  4. ブレーキドラムとライニングとのすき間
  5. ブレーキシューの摺動部分、ライニングの摩耗
  6. ブレーキドラムの摩耗、損傷
  7. ブレーキディスクとパッドの摩耗とのすき間
  8. ブレーキパッドの摩耗
  9. ブレーキディスクの摩耗、損傷
  10. タイヤの溝の深さ、状態
  11. ホイールのボルト・ナットの緩み
  12. フロントホイールベアリングのがた
  13. リアホイールベアリングのがた
  14. サスペンションの取付部・連結部の緩み、がた、損傷
  15. ショックアブソーバの損傷、オイル漏れ
下回り点検
  1. エンジンオイル漏れ
  2. ステアリングギアボックスの取付の緩み
  3. ステアリングのロッド・アーム類の緩み、がた、損傷
  4. ボールジョイントのダストブーツの亀裂、損傷
  5. ブレーキホース・パイプの漏れ、損傷・取付状態
  6. トランスミッション・トランスファのオイル漏れ、量
  7. プロペラシャフト・ドライブシャフトの連結部の緩み
  8. デファレンシャルのオイル漏れ、量
  9. ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部のダストブーツの亀裂、損傷
  10. 熱害防止装置の遮熱板取付の緩み、損傷
  11. エキゾーストパイプ・マフラーの取付けの緩み、損傷
  12. マフラーの機能
外回り点検
  1. 枠車および車体の緩み、損傷

参照元:2年定期点検用点検整備記録簿写

4.法定24ヶ月点検でかかる費用目安

法定24ヶ月点検を受けるためにかかる費用目安は、車種や型式によって異なります。

  • 軽自動車:2万程度
  • 普通乗用車:2.5万~5万円程度

また、点検を受けた結果、消耗部品の交換やオイルの交換が必要になった場合は、交換が必要な箇所によって金額は変動します。

車検費用の詳細はこちらの記事で詳しく解説しています。
play_arrow 「車検にかかる費用の相場はいくら?内訳や安く済ませる方法も解説」

5.法定24ヶ月点検を受けられる場所

法定24ヶ月点検を受けるためには、専用の設備が必要です。法定点検を自分で行うことは難しいため、基本的にはプロに任せるのが確実です。

法定24ヶ月点検を受けられる場所は、次のような場所です。

  • ディーラー
  • 大手中古車販売店
  • 車検専門店
  • 民間整備工場
  • ガソリンスタンド など

点検項目はどこで受けても大きな違いはないものの、点検にかかる時間や、修理が必要になった際に対応できるかどうかは車検業者によって異なります。

依頼先で部品の在庫がない場合には、あらためて対応できる車検業者を探さなくてはなりません。そうならないためにも、法定24ヶ月点検は多様な車種に対応している車検業者や大手中古車販売店へ依頼すると良いでしょう。

なお、自分でユーザー車検をする場合でも、法定点検は車検業者や大手中古車販売店に任せることをおすすめします。理由は、自分で法定24ヶ月点検を実施した場合、点検整備済のステッカーが貼れないためです。

点検整備済のステッカーはなくても罰則にはならないものの、貼っていると次回の点検時期やどこで点検を受けたかを確認する際に役立ちます。

また、車検業者で法定点検を受けると、点検整備記録簿に記載してもらえます。車の売買時に、定期点検を受けた証明となり、査定に有利に働く可能性もあるため、法定24ヶ月点検は信頼できる車検業者や大手中古車販売店へ点検を依頼するようにしましょう。

6.まとめ

法定24ヶ月点検の実施は、道路運送車両法によって「ドライバーの義務」と定められています。自家用乗用車の法定点検は受けなくても罰則はないものの、安全な走行や車の性能維持のためにも、欠かさずに受けるようにしましょう。

また、法定点検を自分で行うことは難しいため、基本的にはプロに任せるのが確実です。点検時に部品交換や修理が必要になった場合に備え、法定24ヶ月点検は多様な車種に対応している車検業者や大手中古車販売店へ依頼することをおすすめします。

全メーカー・全車種での整備実績が豊富なWECARSの安心WE!車検なら、あらゆる種類の部品交換や修理にも柔軟に対応可能です。

法定24ヶ月点検を含めた車検についても、WECARSへお気軽にご相談ください。

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