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基礎知識
2022/06/20

車検に通る車高の最低地上高の基準は?測り方、車検時のポイントを解説

車検に通る車高の最低地上高の基準は?測り方、車検時のポイントを解説

走行性能や見た目に大きな影響を与えるローダウンのカスタムは非常に人気です。しかし、車高を9cmより低くすると車検に通らなくなったり、車体の下にある部品が破損したりする可能性があります。車検に通らないと余計な費用が発生することにもなりますので、事前に問題ないかどうか確認しておくことが大切です。
そこで今回は、車検時の最低地上高の基準や、正しい車高の測り方などを解説します。

1.車検に通る最低地上高(車高)の基準は?

車検に通る最低地上高(車高)の基準は?

最低地上高の基準は、軽自動車も普通自動車も同じく9cm以上です。最低地上高は、前輪と後輪の中心軸のあいだで車体の最も低い部分の高さを測定した距離を指します。この基準は、国土交通省が2003年に公表した「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第163条」で定められており、車検の際もこの告示に基づいて検査されます。

最低地上高は、凹凸のある道路や踏切を走行する際に車体の底にある部品が傷つかないようにする最低値です。通常、車体の一番低い部分にはマフラーやオイルパン、サスペンションメンバーがあります。しかし、カスタムの方法によって位置が異なるため、実際の車検では一番低い部分を探しながら測定します。

最低地上高に含まれない箇所がある

最低地上高は原則9cmですが、以下の3つの部品がある場合は5cm以上と定められています。

  • タイヤと連動して上下するブレーキドラムの下端、緩衝装置のうちのロアアーム等の下端
  • 自由度を有するゴム製の部品
  • マッドガード、エアダムスカート、エアカットフラップ等であって樹脂製のもの

参考元:国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第163条」

上記の部品には、アンダーカバーやエアロパーツなどが挙げられます。アンダーカバーには走行中にホコリや水分の侵入を防ぐ機能があり、エアロパーツはラジエーターの冷却性能を上げる効果があります。こうした部品は車体の保安上有益だと認められているため、最低地上高が5cmでも問題ないとされています。

2.最低地上高の測り方

最低地上高の測り方を具体的に解説します。

測定する車を空車状態にする

車に人が乗っていたり荷物を載せていたりすると、重さで車体が低くなるため最低地上高が正確に測定できなくなります。そのため、何も載せていない状態で測定しましょう。ただし、走行に必要な装備や燃料、潤滑油・冷却水などは搭載しなければなりません。

車のタイヤの空気圧を規定値にする

車検で最低地上高を測る際の空気圧には規定値があります。タイヤは時間が経つと自然に空気が抜けて空気圧が低下してしまいますが、空気圧が低下すると車体が沈んで適正な最低地上高を測定できません。

また、空気圧が低下するとタイヤの形状が崩れて本来の性能を発揮できなくなったり、摩耗が早くなったりします。パンクの危険性が高まるなどの弊害も出てきますので、タイヤの空気圧は定期的にチェックして、適正な空気圧で最低地上高の測定をすることが大切です。
ちなみに、タイヤの空気圧を規定より上げて車高を高くしても、実際の車検では既定の空気圧に戻されるので意味がありません。

舗装された平面で計測する

最低地上高を測定する際は「自動車を舗装された平面に置く」と規定されています。凹凸や段差がある場所、坂道などでは測定値に誤差が出る可能性があるためです。舗装された平面で、車と地面が水平になるようにして測定しましょう。

車高調整装置がある車の場合は?

車高調整装置、いわゆる「車高調」が取り付けられている場合は、標準の位置(中立)で測定します。ただし、車高を任意の位置で保持できる車高調が取り付けられている場合は、車高が最低となる位置と車高が最高となる位置の中間を測定します。そのため、車検を受けるときだけ車高を高く調整していても、車検に通らない可能性があります。安全な走行をするには普段から最低地上高を厳守することが大切です。

測定値で1cm未満は切り捨てる

最低地上高の測定で9.2cmや8.9cmなどの端数が出た場合は、1cm未満は切り捨てます。9.2cmの場合は9cm、8.9cmの場合は8cmとなります。

事前に最低地上高を測定した際にぴったり9cmだったとしても、実際の測定で8.9cmと判定されると端数を切って8cmとなり、不合格となってしまいます。四捨五入と勘違いして計算してしまうと、8.5cmや8.6cmでも問題ないことになりますが、実際には不合格です。必ず「1cm未満は切り捨て」と覚えましょう。

3.最低地上高に関するポイント

最低地上高は基本的に9cmですが、例外となる場合もあります。その具体的な例を見ていきます。

車のサイズによって最低地上高が変化する

最低地上高は基本的には9cmですが、車のホイールベースによって異なります。ホイールベースとは、前輪と後輪の車軸間の長さのことです。ホイールベースが300cm以上の車は最低地上高が10cmとなります。アルファードやヴェルファイア、センチュリーなどの車種が当てはまります。また、ホイールベースが350cm以上だと最低地上高は11cm以上になります。ホイールベースは車のカタログやメーカーのホームページなどで確認ができます。

そのほか、オーバーハングの長さが73cm以上なら最低地上高は10cm以上、82cm以上なら最低地上高は11cmです。オーバーハングとは、タイヤの中心から車体の最前部もしくは最後部までの長さのことです。前輪から前は「フロントオーバーハング」、後輪から後ろは「リアオーバーハング」と呼びます。

リフトアップをした車の場合も注意する

車高を上げるリフトアップをしている場合は、車検証に記載してある高さから40mmまでであれば構造変更の届出無しで車検に通すことが可能です。

構造変更とは、大幅にサイズ変更したり、エンジンの換装・排気量をアップさせたりするときに必要な手続きです。構造変更をする場合は、運輸支局へ届け出て違反がないかどうか審査を受ける必要があります。41mm以上リフトアップするのであれば、基本的に構造変更の申請が必要です。

指定部品を使用すれば41mm以上であったとしても構造変更は不要ですが、実際に大きくリフトアップするには指定外部品を使うことになるため、一般的には「40mmを超えた場合は構造変更が必要」といわれています。

フォグランプやウィンカーランプの高さも車検で見られる

最低地上高は、車体だけでなくフォグランプやウィンカーランプでも定められています。フォグランプは雨や霧の中でも光が乱反射せずに足元を照らせる装備です。最低地上高は25cm以上と定められており、標準装備の場合は出荷時にメーカーで検査が行われているので車検には問題ありません。しかし、後付けする場合は最低地上高に留意して取り付けなければなりません。

ウィンカーランプは下縁の高さが35cm以上と規定されています。大がかりなカスタムをしなければ基準を下回ることはありません。ただし、車検時はウィンカーのヒビや色などにも規定があるので注意しましょう。

4.最低地上高が原因で車検に合格しなかった際の対処方法

最低地上高に問題はないと思って車検に出しても、実際の検査で不合格になってしまうことがあります。ここでは、最低地上高が原因で車検に通らなかった場合の対処方法を解説します。

部品の交換などで車高を調整する

車高が低く車検に落ちてしまった場合は、まずは合格の範囲になるように車高を調整しましょう。方法としては、車高調整式サスペンションを取り付けることが一般的です。取り付けには専用の工具や技術が必要になるため、カー用品店や大手中古車販売店などに依頼しましょう。車高を調整できるサスペンションが取り付けられているのであれば、調整のみで合格できる可能性が高いです。しかし、車高を調整するとホイールバランスやアライメントの調整も必要になります。

以下の記事では5年目の車検時に交換する部品について詳しく解説しています。併せてご覧ください。
play_arrow 「5年目の車検で交換する部品一覧と車検費用が高い理由を解説」

車を買い替える

車高調整をすると、部品代や調整代などで思わぬ出費となることがあります。予想以上の費用が発生しそうな場合は、車検前に車を買い替えることも一つの方法です。

5.まとめ

車検に通るために必要な最低地上高は、車体の大きさにもよりますが基本的に9cmです。また、フォグランプは25cm、ウィンカーランプは35cmとそれぞれ定められています。最低地上高が原因で車検に落ちてしまうと、部品交換や調整などで思わぬ費用が発生します。

最低地上高に不安がある方は、WECARSまでお気軽にお問い合わせください。高品質なサービスを受けることができ、安心・安全の車検サービスをご提供します。まずはぜひ無料見積りからお試しください。

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