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基礎知識
2023/11/21

車検に合格するマフラーの基準とは?音量や取り付け位置について解説

車検に合格するマフラーの基準とは?音量や取り付け位置について解説

エンジン音を自分好みの音量・音質にカスタマイズしたいときやトルク出力を上げたいときに改造することが多いマフラー。しかし近年、マフラーを取り巻く状況は大きく変化しています。厳しい規制が増え、車検を通すために気を付けるべきことも多くなりました。
今回は、マフラーの保安基準を詳しく解説します。

1.そもそもマフラーの役割とは?

そもそもマフラーの役割とは?

マフラーとは、車のリアバンパーの下にある排気管を指します。排気管の先はエンジンにつながっており、外から見るよりも実際は長いパイプとなっています。
エンジンから排出される高温高圧の排気ガスは、そのまま排気するとかなりの騒音が発生してしまいます。マフラーは、その排気ガスの圧力と温度を下げ、排気音を抑える役割を果たしています。

また、マフラーに接続されている触媒もマフラーの一部とされることがあります。触媒はエンジンから出る排気ガスの有害物質を減少させる重要なパーツです。

2.車検に合格するマフラーの基準

カスタムパーツとして人気の高いマフラーですが、騒音問題や環境問題の影響で年々規制が厳しくなっています。車検に合格するためには国の定める保安基準をクリアする必要がありますが、車の生産年代によって基準が異なりますので、前もってマイカーの生産年式を確認しておくと安心です。では、車検に関わるマフラーの基準はどのように定められているのでしょうか。

排気音の大きさ

マフラーに関する車検項目の中でも規制が年々厳しくなってきているのが、排気音の大きさに関する基準です。マフラーの出口から50cm、後方45度の角度に計測器を設置し、排気音の最大音量(近接排気騒音)を測定します。

2010年4月1日以降に生産された普通車は96db以下(軽自動車は97db以下)が合格ラインとなります。それ以前に生産された車は96dbから103dbの間が基準値と定められています。90dbというとカラオケ店の店内や犬の鳴き声、100dbというと電車が通っている時のガード下にいるぐらいの音量と同等です。

また近年では、マフラーをカスタマイズした場合、新車購入時に調べた近接排気騒音から5dbを加えた値が基準値になるという決まりも生まれました。新車時の検査で調べた近接排気騒音が90dbだった車のマフラーを交換する場合、90db+5db=95dbで95dbが基準値となりますので、95db以下に抑える必要があります。

マフラーの取り付け位置

マフラーは取り付け位置も厳密に検査されます。1999年1月1日以降に製造された車に適合される保安基準は、最低地上高9cm以上・フロアラインから10mm以上飛び出していない状態です。これらの基準値は、縁石などに乗り上げた際やバックした際に思わぬ事故に発展させないために定められた重要な最低ラインです。車高を下げるとマフラーの位置も下がりますので注意が必要です。

最低地上高に関して、詳しくは以下の記事でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
play_arrow 「車検に通る車高の最低地上高の基準は?測り方、車検時のポイントを解説」

触媒の装着有無

エンジン付近のマフラー部分には、触媒(キャタライザー)が装着されています。触媒の内部はハニカム構造と言われる蜂の巣状の形となっており、白金・ロジウム・プラチナなどの金属成分でコーティングされています。触媒内を排気ガスが通ることで有害物質がコーティングされた金属と化学反応を起こし浄化される仕組みです。

触媒を通さないと、人間の体や環境に有害な物質を含んだまま排出されてしまいます。純正品を使用している場合は問題ないですが、自分でカスタマイズした場合には注意が必要です。

JASMA認定品のマフラーかどうか

マフラーを純正品やメーカー指定のもの以外に交換したい場合は、「車検対応品」や「保安基準適合品」と記されているものを選ぶと良いでしょう。心配な場合は日本自動車スポーツマフラー協会(JASMA)が認定している「JASMA認定品」を選ぶと安心です。

日本自動車スポーツマフラー協会は、国の定めた保安基準よりも厳しい自主基準(JASMA基準)を設けています。JASMA認定品はそのJASMA基準を通過し、厳密な審査を受けた製品です。

マフラーの劣化状態

純正品や保安基準を満たしたマフラーであっても、劣化がひどい場合には車検に通らない可能性があります。路面の融雪剤や海からの潮風などでマフラーが腐食すると、穴あきやサビが生じます。もちろん外部からの衝撃による傷なども劣化の原因となります。マフラーから白煙が出たり異臭がしたりする場合はかなり劣化が進んでいると考えられますので、車検前に点検・整備をしておくと安心です。

また、純正品マフラーでも刻印が消えてしまうと純正品として扱われなくなってしまいます。融雪剤が撒かれた道を走行したあとは必ず洗い流すなど、劣化しないよう普段からメンテナンスするようにしましょう。

3.マフラーが原因で車検に合格しなかった際の対処方法

マフラーは車検の検査項目の中でもかなり厳しい基準が設けられており、「マフラーが原因で車検が通らない」という事例も多いようです。車検に不合格だった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。3つの対処方法をご紹介します。

構造変更申請の検討

構造変更申請とは、車をドレスアップしたり自分好みに改造したりしたときに車検に通るよう、変更内容を知らせる届け出を出すことです。保安基準に適合していることが条件となり、例えばマフラーがフロアラインから10mm以上飛び出していて車検に落ちた場合、構造変更申請をすることでクリアできる場合があります。

申請には、車検証や申請書などの書類が必要となります。書類に不備がなければ、再度検査を受けることが可能となります。

マフラーの交換

もちろん、基準を満たしたマフラーに交換すれば車検に合格できます。メーカー純正品に取り替えたり整備工場に相談したりして、不適合箇所を交換しましょう。マフラーの劣化が原因で交換する場合などは、パーツ費用が3万円〜5万円と高額になる場合もあります。車検の期限まで日数があまりない場合やマフラーの交換費用が予想より高かった場合などは、まず一度買い取り査定に出して、買い替えた場合の料金シミュレーションをしてみるのもおすすめです。

買い取り査定をご検討される際は、お気軽にWECARSへご相談ください。最短19秒で無料査定のお申し込みも可能です。
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インナーサイレンサーの装着

排気騒音が基準値を超えてしまった場合は、インナーサイレンサーを装着することで問題が解決する可能性があります。

インナーサイレンサーとは、その名のとおりマフラーの内側に取り付ける消音器です。マフラーの出口付近に後付けします。ネジで簡単に取り付けられる製品もありますが、国の定めた保安基準によると、容易に脱着できるインナーサイレンサーを付けての車検は原則認められていません。車検を通したい場合は溶接するか、リベット接合する必要があります。

また、2010年4月以降に生産された車では、交換用マフラーの事前認証制度によりインナーサイレンサー装着による消音が禁止されているのでご注意ください。

4.マフラーに関連したよくある質問

ここまで、マフラーの車検項目や基準を説明してきました。ここからはマフラーに関するよくある疑問にお答えします。

Q.車検に合格するマフラーの選び方は?

A.近年、マフラーに対する規制は年々厳しくなっています。カスタマイズやドレスアップも、車検に合格させることを考えると自由度が狭まっているのが現状です。車検のことを考えマフラーを交換する場合は、やはりメーカーの純正品を選ぶのが一番安心です。純正品以外の製品に交換したい場合はJASMA認定品を選ぶと良いでしょう。

Q.車検の際にマフラーの証明書がなくても大丈夫?

A.マフラーを純正品以外の製品に交換した場合、排出ガス試験結果証明書を車検の際に提出しなくてはいけません。国の定めた排出ガス規制をクリアしているという証明書で、この証明書がないと車検を受けられません。紛失してしまった場合、以前はJASMAに問い合わせることで再発行してもらえましたが、現在は対応していません。メーカーに直接問い合わせてみましょう。なお、メーカー純正品に交換した場合、証明書は不要です。

Q.メーカーの純正刻印が消えてしまった場合は?

A.メーカー純正マフラーには、メーカー純正であることを証明する刻印が付いていますが、まれに通常の使い方をしているにも関わらずメーカー純正刻印が消えてしまう場合があります。スズキの軽自動車、ダイハツの軽貨物自動車で比較的多く見られる事例のようです。刻印が消えてしまうと車検に合格できない可能性が高いので、不安な場合は一度ディーラーに相談してみましょう。

5.まとめ

車検の際、マフラーには厳しい検査項目が定められています。マフラーはそれだけ車にとって大切な役割を果たす重要なパーツであるともいえます。

車検の時期を迎えたら、まずWECARSへお気軽にご相談ください。全メーカー・全車種での整備実績が豊富な安心WE!車検なら、マフラーの検査はもちろん、部品の交換も柔軟に対応可能です。まずはこちらから無料見積もりをお試しください。

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